判例検索β > 平成28年(あ)第1869号
傷害致死被告事件
事件番号平成28(あ)1869
事件名傷害致死被告事件
裁判年月日平成30年2月26日
法廷名最高裁判所第一小法廷
裁判種別決定
結果棄却
原審裁判所名東京高等裁判所
原審事件番号平成28(う)1190
原審裁判年月日平成28年11月10日
判示事項原判決が理由中において訴因外の共同正犯が成立するとしたことが是認できないとされた事例
参照法条刑法60条,刑法205条,刑訴法294条,刑訴法308条,刑訴法312条,刑訴法404条
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平成28年(あ)第1869号傷害致死被告事件
平成30年2月26日第一小法廷決定

主文
本件上告を棄却する
当審における未決勾留日数中360日を本刑に算入する。
理由
弁護人浦城知子,同木本茂樹及び被告人本人の各上告趣意のうち,判例違反をいう点は,事案を異にする判例を引用するものであって,本件に適切でなく,その余は,単なる法令違反,事実誤認,量刑不当の主張であって,いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない(なお,原判決が,理由中において,訴因外の被告人の妻との傷害致死の共同正犯が成立するとしたことは,原審では当事者双方ともこのような共同正犯の成立を主張せず,被告人に対する不意打ちを防止するための措置も何ら採られていないなどの本件事案の下においては是認できないが,記録によれば,訴因どおりに傷害致死の単独犯を認定して被告人を懲役9年に処した第1審判決は相当と認められるから,これに対する控訴を棄却した原判決の結論に誤りはない。)。
よって,同法414条,386条1項3号,181条1項ただし書,刑法21条により,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。
(裁判長裁判官
山口


木澤克之

裁判官

裁判官

池上政幸

深山卓也)
裁判官

小池


裁判官

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